今年も端場坊の林上人にお声掛けいただき、「四條講」の皆様と一緒に、行学寮生と副寮監が万灯行列に参加して参りました。
日蓮聖人は1282年10月13日に池上にてご入滅されました。
そのお逮夜である10月12日には、全国各地で万灯行列が行われ、日蓮聖人に対し、報恩感謝の思いを捧げる行事となっています。
日蓮聖人臨終の時、庭の桜が季節外れの花を咲かせたことにちなみ、現在の万灯行列では、桜の花を模した紙花で万灯が作られるようになっています。


参加した寮生3人に感想を聞いてみました。
万灯行列についてどう感じますか?
初めての参加で、どんなものかと興味がありました。
知っているだけでも池上や身延や福岡など、色々な場所で行われていて、規模も大きな行事だと感じています。
地域の方と触れ合う良い機会だと思います。
実際に参加してみて、印象に残ったことや心に残った場面はありましたか?
みんな楽しそうで盛り上がっていました。
普段と同じ場所でも、万灯行列がある日にはとても活気に満ち溢れていて、すごく賑わっていたところが印象に残りました。
昨年と比べても人が減らず、みんなで盛り上がっているところが印象に残りました。
来年はどのような気持ちで臨みたいですか?
もっと地域の人と関わり、楽しくできるようになりたいです。
この万灯行列を行う意義を深く理解して、参加したいと思いました。
感謝の気持ちを忘れず、地域の方々との交流を大切にしながら参加したいと思います。

最後に
今年も万灯行列に参加し、地域の方々との交流をすることができました。
当日は、28もの講中が参加されていたとのことで、非常に賑わいのある温かい雰囲気を感じることができました。
来年もまた、地域の皆様と心をひとつにして、万灯行列に参加できることを楽しみにしております。
この記事を書いた人
副寮監の田中伸尚です。数年前から四條講の皆様と万灯行列に参加させていただいております。
万灯行列のお囃子は、明るく元気にさせるような力があり、今年も楽しく参加させていただきました。

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