7月の末に千葉県の妙厳寺様で山寺留学というものが行われ、そのお手伝いに行学寮生の私(田中)と松島さんが行ってまいりました。山寺留学は、「必要なものは自分で作る・工夫をする」、そして「人間として成長する」という目的で開催されているイベントです。そのような貴重な経験をできる場所を提供しようとご住職の野坂法行上人は、何年も継続しているそうです。今回の参加者は、全国から集まった小学校1年生~6年生までの20名余りです。
私と松島さんは、4班に振り分けられた小学生たちの班のリーダーを担当しました。山寺留学の1日は朝のお勤めから始まり、食事の作法などお寺でのルールを学びつつ、自然をたっぷりと味わう内容になっています。小学生を見ていると、私も力をもらうことができました。小学生は非常に体力があり、私の方が先に疲れてしまうほど、元気いっぱいに過ごしていました。特に、竹を切って食事の際の箸を自分で作ったり、竹飯盒のための竹を切り自分でご飯を炊いてみたりと自分で自分のものは作って生活するという経験は、私にとっても非常に貴重なものとなりました。(田中伸尚)
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